引用:Google Map
なんか以前にリクエストあった気がするから、勝手に決めました。
X(Twitter)やコメント欄にリクエストしてくれれば、やりますので・・・
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アンケートやクイズもやってます。
近鉄蟹江駅
引用:Google Map
近鉄蟹江駅は1938年6月26日に開業しました。
関西急行電鉄が桑名~名古屋を開通した時に同時開業。
最初から国鉄の蟹江駅があったので、駅名に社名を追加して、区別できるようにしてました。
JR東海の蟹江駅は
JRの蟹江駅は1985年5月24日に開業。
53年のスパンが開いてます。
両駅の距離は出入り口to出入り口で、約1.4km
「近鉄」とついた駅名で、同じ駅名が付いている駅と、どんだけ離れているかランキングでは2位の距離です。
関連記事:近鉄〇〇駅と競合駅、どれだけ離れてるの?ランキング
理由はハッキリ分かりませんが
この辺りが考えられます。
ということで、同名駅を置いたんじゃねぇかと思います。
蟹江の地理的な話
蟹江町は川だらけで、町域の20%を川が占めているらしい。
おまけに町域のほとんどが海抜0m以下のエリアで、昔っから水害の多い地域でした。
今の所は治水工事や、満潮時などの対策でかなりマシ。
ですが、全域が津波災害警戒区域に指定されているほど津波に弱い地域なので、気にする人は住まない方が良いかと思います。
近鉄蟹江駅あたりは海抜-1m前後。
JRの蟹江駅で、-0.5mほど。
ですので、川にはバッチリ堤防アリ。
さらには河口の所に特殊な装置があって、満潮時などの海面が高くなる時はせき止めて、川の水をポンプで排出するようになってます。
引用:日光川の排水のしくみ
蟹江の歴史
引用:Google Map
蟹江の歴史、なんでこんな地域名になったのか。
適当にまとめます。
蟹江
歴史的に「蟹江」という地名が文献に出たのが1215年
鎌倉の時代です。
「蟹江郷」や「富吉荘」という名称で呼ばれてました。
もっぱら近鉄蟹江駅のあたりは「蟹江郷」でしょう。
由来は、水辺に多数のカニが生息していたから・・・だと考えられます。
ちなみに「江」というのは川や海などの一般的な呼び方。
ですが、陸に入り込んでいる部分を指す事が多いです。
引用:Google Map
まぁ、こんな感じの地形なので、後者の意味だと思います。
源氏泉緑地
引用:Google Map
1159年に平治(へいじ)の乱において、平清盛に負けた源義朝の一行が、東へ逃げる時に立ち寄ったのが蟹江あたりでした。
蟹江の漁民が“もてなし”をして、源氏の大将を休ませたとして「源氏島」と呼ぶように。
今、その場所は公園となっていて、石碑が立ってます。
蟹江城
築城者は謎。一応、北条時任と言われてますが、確証はないようです。
戦国時代にはあったようですが、1584年の合戦と1585年の天正地震で全壊。
今は井戸だけが残っていて、ゴリゴリ住宅地の中にある公園に、説明書きなどが残っているくらいです。
引用:Google Map
場所はココ
マジで「それっぽい」ものは残ってなくて、何もない小さな公園です。
城が無くなった後は港ができて、商業都市として発展しました。
蟹江、合併の危機があった
蟹江町は平成の大合併(1999年~)によって弥富市と合併しそうになりました。
この合併の内容は蟹江町にとって、到底納得できるものではなかったそうです。
言い過ぎですが、不平等条約みたいな感じ。
ですので、蟹江町は合併を蹴る事にしました。
2016年にまた合併の話があり、今度は名古屋市に吸収されかけました。
蟹江町長は名古屋市との合併に対し、慎重な姿勢を表明しました。
それと同時に
このようにコメントを残しました。
海部地域というのは、こんな感じ
引用:Google Map
この地域プラス、あま市、津島市、安西市、弥富市で連携している「海部津島広域行政圏」という枠組みで協力関係を結んでるようです。
近鉄蟹江駅の最近は
引用:Google Map
近鉄蟹江駅周辺の観光地や、名所。
整備計画などについて、かるーく調べてみました。
駅の整備
近鉄蟹江駅は2018~2019年にかけて、駅前広場が整備されました。
ただ、北側からしか入れず、駅は構内踏切を使います。
急行停車駅なのに、この状態。
不便ととらえるかどうか分かりませんが、なぜか南側に出入り口を作りませんでしたね。
尾張温泉
蟹江エリアには、尾張温泉という日本名湯100選の1つがあります。
愛知県の中で唯一の名湯らしい。
特に、尾張温泉東海センターは100%源泉かけ流しです。
参考:尾張温泉東海センター
泉質は「単純温泉」
これは温泉の成分がかなり少ないもので、湯あたりしづらい。温度だけが基準をクリアしている温泉です。
リラックス効果が得られるだろうと考えられてて、疲労回復やストレスの解消が期待できるでしょう。
公共交通機関は駅までです。(´・ω・`)
参考:らくらく湯旅
利用状況
蟹江町は、名古屋市の中心部から15kmほどの位置なので、ベッドタウンとしての機能が強いです。
その事もあって、近鉄蟹江駅は急行停車駅になってますね。
名古屋までは停車駅なしです。
蟹江 | 近鉄蟹江 | |
6時台 | 3本 | 7本中、優等4本 |
7時台 | 6本中、優等2本 | 16本中、優等11本 |
8時台 | 5本中、優等1本 | 15本中、優等10本 |
所要時間 | 13分くらい | 11分くらい |
乗車料金 | 200円 | 300円 |
乗車人員 | 3,684人/日 | 6,586人/日 |
名古屋まで近鉄の方が高いですが、運行本数の面でかなり便利です。
乗車人員のデータは同じ年ではありません・・・が近鉄の方が2倍近く多い事が分かります。
蟹江町の人らは基本的に昼間、町外へ行く傾向。
流出先は名古屋市が最も多くて37.43%でした。
他が県内の他の市で、隣じゃない所。一宮市あたりとかだと思います。
近鉄蟹江駅の将来
主に駅の北側は大きく変わる・・・かもしれないようです。
将来的には商業地の誘致をするかも。
なんて展望が出てました。
もう1つ、蟹江駅のすぐ東側にある踏切については、緊急に対策の検討が必要だと指摘されてます。
もしかすると、拡幅工事を行うかも・・・?
参考:蟹江町-全体構想
まとめ:蟹江は住みやすいかもしれない
引用:Google Map/nasiji 1026さん
蟹江は商業地が今の段階ではパラパラあるので、ガヤついた町ではありません。
しかも名古屋までかなり近くて、近鉄は急行停車駅。
ベッドタウンとしては良い立地です。
ですがハザードマップ的には水に弱い地域で、対策は一応してるけど
こんな感じでした。
気にしない人は気にしませんが、気になってしまう人はオススメしない地域です。
今回は以上です。ほいじゃ、またの。
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