
とあるYouTuberさんのマネです。結構オモロイんで、ぜひ観てみてください。
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色々と調べてみた結果、何となく見えてきたので、個人的な見解ですがお話していこうと思います。
近鉄名古屋線の普通列車が津新町停まりになってる理由
理由は3つあると考えられます。
- 津駅にスペースがない
- 津駅~中川に2面2線以上の駅がない
- 津駅から名古屋方面に向かうお客さんを分散させるため
近鉄の津駅が小さい
津駅自体は3面6線の大きな駅なんですけどね、ほどんどはJRの敷地です。
なぜか三重では近鉄最強のはずですが、津駅だけはJRの方が立場が上のようです。単線非電化のクセにね

これは元々、津駅の所有者が国鉄だったし、近鉄は後から津駅にお邪魔したからです。
ちなみに、正式に国鉄のモノになったのは1907年の話。
近鉄に吸収される前の、参宮急行電鉄が津新町から津に延伸したのが1932年です。
そんなにも後からやってきた私鉄が、国鉄様の駅をデカい顔で使えるワケもなく
今も近鉄の津駅は1面2線の小規模なんです・・・
てか三重県って特殊で、県庁所在地の津市の人口って、四日市次いで2位なんですよね
津駅周辺に2面4線級の駅が2つあるけど
- 桃園~南が丘・高山本山は全部2面2線
- 江戸橋・白塚が2面4線
津駅はゆうて県庁所在地。
江戸橋は急行が停まるけど、白塚は普通のみ。
ってことは、普通で行って江戸橋停まりにすると、乗り換えが発生してしまいます。
こりゃ沿線民が不便。
というわけで、津新町駅に折り返し用の設備を作ったんじゃないか?
と勝手に思いました。
津駅から名古屋方面に向かうお客さんを分散させるため
鉄道は混雑すると不満が漏れてきます・・・
腐っても(?)津市。人の流入や流出は多いですから、急行と普通に分散させないと大変なことに。
なので、津駅には普通も急行も停めたい。
だけどスペースが無い。
でも、伊勢中川方面の駅は2面2線とスペースが無い駅だらけ。
江戸橋から中川は急行を各駅停車にして、普通の代わりに。普通は津新町で折り返してもらおう。
と、したんだと思います。
つっても、朝と夕方以降は中川始発や中川着の普通も通ってるんですけどね。
ラッシュ時対応でしょう。
輸送システム上の理屈
輸送力をアップさせる方法は幾つかあって、その内の1つが
- ターミナル駅に向かう方は、1種類だけ
- 逆方向は、色んな行き先を設定する
といった方法があります。
他社で言えば、南海、京阪、阪神、阪急ですね。
片っぽ方向にお客さんがよく移動する鉄道会社は、こんな運行方法を選択します。
近鉄奈良線も同じような感じですけどね。
あとは、待避線の数。
輸送力を最大化するには、3駅ごとに待避設備を持った駅を作ることで可能だ。と言われてます。
参考論文:列車ダイヤ作成の見地よりする待避線の機能の解析とその計画原則(PDF)
江戸橋から中川の間には待避設備がないんで、特急もバンバン走らせる近鉄は、本数を絞る必要があります。
だけど、津駅よりも名古屋側手前で停めると少し不便。
その中間をとって、津新町停まりの普通を設定したんだろうと考えられます。
まとめ・普通津新町行きが出来た理由
- 利便性のため、中川~津間のどっかで折り返す必要があった
- でも、中川だと特急の邪魔になる
- 津駅はスペースが無い
と言う理由で、津新町駅で普通を折り返そう。と決めたんだと思います。知らんけど
今回はこの辺で。またの
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