撮り鉄の鉄道ノート

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一分駅は生駒線で3番目に賑わっている駅だった。観光資源に囲まれた小さな駅

一分駅は生駒線で3番目に賑わっている駅だった。観光資源に囲まれた小さな駅

今回は生駒線の一分駅です。

いっぷん・・・ではなく「いちぶ」と読みます。またこれ珍しい?名称。

どんな歴史があって、こんな名称になったんでしょうね。

<<菜畑
南生駒>>

一分駅の成り立ち

一分駅の成り立ち

一分駅は近鉄生駒線の駅で、1926年12月28日に開業しました。

信貴生駒電鉄が、元山上口~新生駒駅(仮)の区間を延伸した時に開業。

この路線は信貴山への参拝客を乗せるために作られました。

壱部

駅の住所は奈良県生駒市壱部町です。

ちょうど駅の東側辺りには人家がありました。

のちに、さつき台や晴光台ができます。

さつき台はアクセスの都合上、東生駒駅の方が便利ですが、晴光台は一部駅が便利です。

また、壱部町には生駒市唯一の県立高校があるので、利用者がまぁまぁ多い。

地名の由来

地名の由来には諸説あります。

  • 大きな樫の木が生えてた事から「櫟生」
  • 有間皇子が「市経」に住んでいた事から
  • 平安の下級公務員「一分官」が住んでいた事から
  • 生駒の荘園、一分・二分の一分がこのあたりだった

とまぁ色々とあるようです。どれが濃厚とは言えないようです。

実際に一分あたりは樫の木の仲間が多いですし、どれもある程度記録に残っていて、否定材料がありません。

ちなみに有間皇子孝徳天皇(第36代天皇)の第1皇子でした。

19才で薨去しています。

駅の場所

選定やルートについては特に悩む事もなかったでしょう。

  • 竜田川が流れていること
  • 川の東側が発展していたこと
  • 集落の近くにおくことで便利

ということで現在地に決まったと考えられます。

反対側にも古くから家屋があったようですが、どちらかというと東側の方が近くて人様が多く住んでいたからです。

小さなお寺さんもありますし、1558年に創業した酒蔵もあります。

住宅地の開発

住宅地の開発

引用:国土地理院地図/編集:撮り鉄の鉄道ノート

一分駅の東側、少し離れた所に「さつき台住宅地」ができました。

ここは近鉄不動産が作ったそうです。

東生駒駅の南で菜畑駅の東に作りました。東生駒住宅地が足りなくなったから、足した感じ。

そのせいか、さつき台住宅地を走るバスは東生駒駅行きです。

もう1つが晴光台(せいこう台)住宅地です。

こちらはそれほど大きくなく、生馬大社の南側にちょっとあります。

神社の敷地の一部分が解放された事で、開発に至ったようです。

一分駅周辺の見どころ

一分駅周辺の見どころ

一分駅周辺にはアレコレありました。

ですので適当に紹介します。

往馬大社

これは生駒駅の時に紹介した神社です。

創建は不明ですが、458年にはあったんじゃねぇかと言われてます。

火祭りで有名で、毎年10月上旬に祭祀が行われ、多くの人が集まる伝統行事です。

県立生駒高等学校

この学校は部活動が活発で、全国大会や近畿大会へ出場するクラブが多いです。

2022年の運動部の主な成績は

インターハイ出場サッカー部
空手部
卓球部
近畿大会出場ソフトテニス
ハンドボール
水泳部
バスケ部

公立高校の運動部で高校リア充をしたいなら、生駒高校はわりとオススメでしょう。

偏差値は50台後半と、中の上くらいです。

奈良県は県内1学区制度なので、奈良県に住んでたら誰でも通えます。

ちなみに都道府県内で学区制度が残ってないのは関西では大阪と奈良くらい。

他は学区制度を採用してます。

学区が広いと物理的に通うのが困難ですので、学生の通学時の安全のためにも学区制度は一概に悪いとは言えません。

ワイが高校生の時は大阪も学区制度でした

竹林寺行基の墓

一分駅から少し歩いた所に竹林寺があります。

この寺は奈良時代の初期に出来たらしく、行基が住んでいた家を寺に改造しました。

行基飛鳥時代から奈良時代にかけて活動していた仏教僧です。

仏教の布教は禁止

と言われてた時代に、布教活動をしてました。

それだけじゃなく、生活に困っている人を助けて社会貢献をたくさんやってた事もあり、国民から強く支持されてました。

さすがの朝廷も、そんな人を裁く事はできず

その後は東大寺の大仏を作る時の責任者として、聖武天皇に任命されました。

400年以上の歴史ある酒蔵「上田酒造」

一分駅からほど近い所に、上田酒造があります。

ここはガチの酒蔵を持っている酒造屋さんで、1558年に創業。

うまそーな地酒を販売しています。

酒蔵の見学も可能で、12月以外の年中可能。お酒の試飲もできるそうです。

一分駅の状況とこれから

一分駅の状況とこれから

幸い(?)にも一分駅は東山駅よりも北にあるので、運行本数も運行状況も悪くありません。

複線ですし、東山始発の生駒行き普通が通る区間なので、一分から大阪へ仕事しに行く人も居るでしょう。

電車の利便性は良し

生駒線奈良線の接続は基本的に良く、上下線とも優等列車との接続がうまくできます。

どっちかというと、大阪難波方面の快速急行との接続が良いです。

けいはんな線・中央線は、朝に生駒駅始発の上りが設定されているので、大阪中心部へのアクセスが非常に良い。

平日の朝、生駒行きの電車は7時台で7本出ているので、利用しやすいでしょう。

朝には臨時改札も開いているので、踏切で足止めを喰らう事もありません。

高速道路のICもあり

壱分町には壱分インターチェンジがあります。

ですが、このインターチェンジは大阪方面に行くための入り口と、大阪方面からやってきた時の出口しかないハーフインターチェンジです。

この事からも大阪との行き来がしやすい場所と言えます。

奈良方面にはすぐ近くの小瀬料金所から入れるので、交通の便はかなり良い地域です。

新たな整備計画はなし

生駒市のマスタープランによると、駅については特に計画なし。

歩行空間の整備や国道168号線の沿道は機能の向上を考えているようです。

観光資源がある事から、歩いて行きやすいようにどないかしようか・・・という感じ。

参考:生駒市都市計画マスタープラン2021年版(PDF)

まとめ:一分駅から始まるちょっとした旅?

一分駅から始まるちょっとした旅

どーでもいい話ですが、近鉄の駅で漢数字「一」が使用されているのは、この一分駅だけです。

近鉄は駅がいっぱいあるので1~10までコンプできそうな気がするけど、実は無理。七がありません。

石切を使えばコンプリートできますけどね。

位置的には生駒市街地にわりと近く、まぁまぁ住みやすい所だと思います。

観光資源もあるし、高校もあるので、利用者数は結構多め。

生駒駅王寺駅を抜いたら、生駒線で1番乗降人員の多い駅です。

<<菜畑
南生駒>>

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