2024年1月10日、近畿日本鉄道のプレスリリースにて「特急列車内の喫煙室を廃止する」という発表が行われました。
理由は、近年の健康増進志向の高まりです。
2024年3月1日(金曜日)から特急列車の全ての喫煙室が廃止となります。
ニュースの内容はこちら→特急列車内の喫煙室を廃止します(PDF)
といっても、内容はペラペラの3行なんで、読むまでもありません。
近鉄特急の喫煙室、どうなる?
現在、近鉄特急のうち「青の交響曲」と「あをによし」については喫煙室がありません。
他、全ての特急に喫煙室が設置されてます。
当然のことですが、一気に全車から喫煙室だけを消す事はできないので、3月1日からはとりあえず「使用禁止」になるでしょう。
と思ったワイ。
近鉄がどう転用するか、適当に考えてみました。
特急の種類で転用内容を変えるか
近鉄特急には大まかに5種類あります。
- 名阪特急
- 伊勢志摩特急
- 観光特急
- 吉野特急
- 汎用特急
汎用特急は置いといて、それぞれにはコンセプトがあります。
ですので、名阪特急には「ビジネスブース」や「作業スペース」
伊勢志摩特急や観光特急には「大型荷物用のスペース」や「ロッカー」
反応を見て汎用特急をどっちに寄せるか考えるか、更新が簡単な大型荷物用スペースとするか。
メインではないにせよ、ひのとり、アーバンライナー、伊勢志摩ライナーは他の運用にも使用されてます。
この点を考えると、特急ごとに変える案はちょっと微妙。
他社線などを見て考えた転用先
- N700Sの「ビジネスブース」
- アーバンライナーの「貨物スペース」
- Osaka Metro400系の「作業スペース/コミュニティスペース」
- ひのとりなどの「ロッカー」や「大型荷物スペース」
これらを考えました。
ちなみにベビーカーの置き場所もチラっと浮上しましたが、大型荷物スペースに含めます。
で、軽く調べた結果「おしぼり」とか「ワンドリンク」とかありました。
近鉄特急は、ペラペラではありますが、おしぼりがあるので・・・これはスルー。
水が欲しいという人は、知らん。自分で買え。
その分重くなるし、セコい方法でガバガバ飲む奴が現れるのは想像できます。
ですので、却下。
もう1つ「ビジネスブース」は、コスパが悪いと考えました。
長くとも2時間20分程の名阪移動で使うか?という理由で却下。
スペースも限られていて狭いため、微妙でしょう。
3案を比較検討してみた結果
なんか偉そうに言わせてもらうけど(笑)
コスパ | ユーザー面 | 時流 | |
貨物スペース | △ | 乗車客は関係ない | 合ってる |
作業スペース | △ | 一部は嬉しい | ズレてはない |
荷物スペース | ○ | 広く嬉しい | 合ってる |
こんな感じ。
物流は2024年問題を間近に控えてます。
ですが、いくら私鉄日本一の路線網と言ってもJR貨物に比べたらクソチビです。
アーバンライナーで事足りるでしょう。
時流に合ってはいますが、ただでさえ荷物の取り合いをしているのに、運ぶものが無ければ意味がありません。
大阪メトロ400系にあるコミュニティスペースというか作業スペースは、イマイチでしょう。
近鉄特急はもう多くの車両に電源が付いているので、新たに付ける必要もないかと思います。
ですので、本命は「荷物スペース」でしょう。
- 観光需要が復活しつつある
- 外国人観光客も戻ってきた
- 近鉄にとって沿線観光需要は重要
以上の事から、大きな荷物を置けるスペースにするのではないかと考察しました。
これであれば更新&システムコストも安いですし、ゴリゴリに清掃しなくとも使えるでしょう。
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