近鉄の名阪特急には、ひのとりとアーバンライナーが使用されてますね。
この2種類のうちアーバンライナーは、大阪難波駅・近鉄名古屋駅をそれぞれ6時半~21時半の各30分に出発して、およそ2時間20分で到着します。
アーバンライナーは現在plusとnextの2種類があるんですが、このうちnextの方は全部で13編成あるうちの2編成しかないレアな列車です。
そんなレアな列車、狙って乗りたいという人もチラホラ居るようです。
しかし、近鉄は巨大な路線網を持っていて、電車の運用も完全に固定化されてないので、時刻表だけをみて狙って乗る事はまず不可能です。
ですが、近鉄特急アーバンライナーnextは事前の予約段階で狙って乗る方法があるので、今回はその方法をご紹介します。
アーバンライナーnextに狙って乗る方法
近鉄の特急券インターネット予約を使い、シートマップから判断します。
結論からいうと、アーバンライナーの4号車の座席数でplusかnextが分かります。
アーバンライナーnextとplusを見分ける方法
- アーバンライナーnext4号車の座席数:52席(13列)
- アーバンライナーplus4号車の座席数:56席(14列)
では実際に座席数の違うものがあるか、シートマップで見てみましょう。
2022年1月21日107列車
2022年1月21日7314列車
このように4号車が14列のものと13列のものがありますね。
実際に座席数の違う列車が走ってるという事が分かったかと。
これで狙って乗る事ができます。
アーバンライナーnextの固定運用
2023年10月時点は、nextの固定運用が行われてます。
土休日ダイヤに限りますが、この2つは今の所nextが固定運用になってます。
名古屋についた12時前の編成がどうなるかは、分かりません。
アーバンライナーnextとplusの違い(外面)
アーバンライナーnextとplusは顔も側面のロゴも違います。
左がplusで、右がnextです。
アーバンライナーplusは伊勢志摩ライナーにもその顔が引き継がれてます。
あとは新幹線に対抗して、という意図があるのか100系新幹線にもちょっと似てますよね。
アーバンライナーの内装は、そんなに違いはないけど
座席設備の違いはplusの更新でほぼ無くなりました。
だけど、アーバンライナーnextは窓の所に物を置いておけるスペースが無いので、小さな物置スペースがついてます。
ほとんどの特急には、ペットボトルとか置けるよう平行になってるんですが・・・
アーバンライナーnextには、そんなスペースが無く、代わりに物置スペースが付いてます。
正直言って、これあまり役に立ちません。小さいし、ペットボトルもギリギリだし。
あとは車内照明の違いですね。
plusは直接照明で、nextは間接照明です。
まぁ、ぶっちゃけこんなのどーでもいいですけどね・・・・・
ちなみに電源はデラックス車両に付いてますが、レギュラー車両にも付くようになりました。
アーバンライナーと“ひのとり”選ぶなら
特にこだわりがない。はよ移動したい。と言う人は、どちらでも。
快適性を求めたい。移動しながらパソコン作業もしたい。と言う人は、ひのとりを選んだ方が良いです。
近鉄特急は大きなテーブルがない列車がまだまだある
近鉄は特急の種類が多いですが、背面テーブルなどの大きなテーブルがあまり付いてません。
背面テーブルやパソコン作業が出来るくらいのテーブルが無い列車は
- アーバンライナーplus/next
- 伊勢志摩ライナー
- サニーカー
とまぁ意外と現役でホイホイ走ってる電車なのに、広いテーブルが無いんですよね。
なので、ビジネス客にとってアーバンライナーはちょっと不便です。
名阪特急は、ひのとり最強
正直、アーバンライナーとひのとりじゃ比べ物になりません。
ひのとりは背面テーブル付だし、電源はレギュラー座席でも1座席に1つです。
アーバンライナーは窓側に1つだけ付いてます。
ひのとりは揺れが少なくて、リクライニングは後ろを気にせず倒せます。まぁ、その分前後幅は広くないんですが
デラックス課金するべき?
アーバンライナーのデラックス車両は、大阪難波~名古屋で520円の課金が必要です。
だけど、ひのとりレギュラーであれば特急料金プラス200円で乗れるんで、ひのとりの方が断然安いです。
座席はアーバンライナーデラックスの方が広いですけどね。
アーバンライナーのデラックス車両のテーブルは、横に広いだけで縦にはそんな広くないんですよ。
なので、ひのとり安定。
ひのとりレギュラーの背面テーブルには、ノートパソコンも安定して置けるし、それでもちょっと余裕あるくらい。
インアームドテーブルもついてるから、レギュラー車両で十分です。
とはいっても30分の空白はもったいない
名阪特急は、難波・名古屋をそれぞれ0分と30分に発車します。
わざわざ30分待って次の列車を待つだけの余裕があるならいいですが、そんな余裕がない時は早い方を選んだ方が良いですね。
もしくは伊勢中川で乗りかえるパターンで行くか。
そうすっと2種類の特急に乗れる事もあります。
まとめ:アーバンライナーnextに狙って乗る方法はある
物好きでないなら、アーバンライナーnextに狙って乗るだけの価値は無いですね。私は近鉄好きですが、ハッキリ言います。
正直、そこまで座席の設備はよくありません
プラス200円で、ひのとりレギュラー車両に乗る方がコスパ良いです。
だけどアーバンライナーnextファンって人も居るみたいで・・・
狙って乗るなら、インターネット予約。シートマップで4号車の座席数を確認することで、狙って乗る事ができます。
アーバンライナーの動画
アーバンライナーの側面展望・前面展望の動画
名阪特急の1番の見どころ?中川短絡線です。
前面展望では昔の名残。ノンストップ特急の交代要員用の座席が見えますね。
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