
吉野神宮駅はその名称のとおり、吉野神宮のアクセスを目的として作られた駅です。
吉野川の南側エリアのためでもあるし、木材の貨物輸送のためにも作られました。
かつては貨物線もあったようです。
その跡地は今、どんな感じになっているのでしょう・・・
吉野神宮駅に残されている謎スペース。かつてあった貨物線は今

引用:国土地理院地図
吉野神宮駅は2面2線の駅ですが、吉野方面行きの外側にさらにスペースがあります。
まだ線路が残されてるかも。
何のためにあったのか調べてみました。
吉野神宮駅が開業
1928年3月25日、六田~吉野が開通して吉野神宮駅も設置されました。
少し距離はありますが、吉野神宮のアクセス駅という目的もあった・・・ということで、駅名「吉野神宮駅」に。
他の理由としては
- そこそこスペースがあった
- 川を挟んだエリアなので利便性も考慮
- 今ほどではないけど木材製造所があった
こんな感じ。
吉野神宮駅ができるまでは、吉野川に沿って製材所が点在してたそうですが、駅と引込線ができてから木材屋が集中するようになったようです。
引込線とやらは、どんな感じであったの?

1961~1969の航空写真で見えたのは、こんな引き込み線でした。
開業の翌年11月にこの引込線が付けられて、1973年に廃止となりました。
理由はトラックの輸送が一般的になったから。
引込線跡は、今でも上から見ても筋が分かる程度で、道路に転用されたのは駅近くの1部くらいです。
吉野神宮駅の東側にあるスペース
吉野神宮駅にはかつて待避線があったそうです。
普通に使ってた時期は、夜に車両を留めるためにも使用されてました。
2009年10月に踏切の拡張工事が行われた時に、分岐器とか架線を撤去。完全に切り離す事になりました。
詳しい理由は分かりませんが、使わなくなったからでしょう。
吉野神宮駅の状況。なぜ特急停車駅に
吉野神宮駅は特急停車駅になってます・・・が、これは吉野線の仕方ない所で
- 単線区間が長い
- 特急を通す必要がある
- 需要がある
ということで特急が停まるようになってます。
ちなみに近鉄内での特急停車駅・利用者ランキングでは1位の少なさです。
駅構造は

ですので駅の東側エリアの人らにとっては、ちょっと使いづらくなってます。
東側はいらないスペースがあるので、工事をすれば東出入口を付ける事は可能でしょう。
だけど、そんなものを作るなんて話は無さそうでした。
吉野神宮駅といったら吉野神宮だけ?他は・・・

吉野神宮駅の周りには木材製造所が並んでいて、特に観光するような所はありません。
製造所自体もほんと木材板を作るくらいで、そっからさらに加工して販売する店は無いみたい。
吉野杉の加工品が欲しい方はこちら→奈良の木 プロダクト一覧からどうぞ。
阪口製材所 吉野サロン
吉野杉の材木店です。
こちらでは工場やサロンの見学ができるようになってます。
木でできたモデルハウスの中も観る事ができるんで、家を建てようかなーと思ってる人はチラっと見るだけでも・・・
予約は必要です。
詳細はこちら→阪口製材所
梨狩りができた

吉野神宮駅にはかつて「なし狩り号」という特急が停まってました。
ですが今は梨園が近くにありません。
福神駅から1.5kmほどの場所にズラっとあるんで、ぜひ行ってみてください。
吉野神宮
神宮と付けられているので、皇族関係の神社です。
このお社ができたのは明治なので、神社自体は結構新しい方です。
吉野神宮駅から歩いて行くのは少し大変。
ですので、吉野山からバスで行くのがオススメです。
※バスは土日のみ運行。詳細はこちら→吉野大峯ケーブル自動車株式会社
両園祈願にお参りする人が多いそうです。
吉野といえば春ですが、吉野神宮は秋がオススメ。真っ赤に染まった紅葉がとてもキレイですよ。
まとめ:吉野神宮駅、少し整理したら?

吉野神宮駅は駅構造の面でみると、とっ散らかってる感じがします。(笑)
まぁ予算が無いと思うので、これで我慢しろと近鉄からの圧が何となく伝わる駅ですね。
特に目玉となるスポットもなく、あるのは駅名にもなってる吉野神宮くらい。
だけど神宮も駅から歩くのはちょっと大変な所にあります。
吉野ケーブルを片道だけ使って、帰りにバスを使って寄るプランで行くのがオススメです。
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