
中川原駅は近鉄湯の山線で、最も四日市に近い駅・・・ですので、利用者数が少ないのかなと思うけど、案外そうでもありません。
四日市まで1.1キロほど離れた所だし、周辺は住宅街だし。
なんかデカい工場の最寄り駅でもあります。
- 中川原駅で逆走?車両の運用を考察してみた
- 「中川原」という地名は地形由来っぽいけど本当は・・・
- どうすんねん市立病院問題
中川原駅、どうなっとる。逆走する理由、駅の成り立ち

引用:国土地理院地図
中川原駅は2面2線の地上駅。
湯の山線そのものは単線なので、中川原駅では列車交換ができる構造ですね。
駅の構造自体はよくある形だけど、中川原駅はちょっと変わった運用方法になってます。
中川原駅で車両が逆走する理由
あくまでも推測で、理由は3つ。
- 中川原地区に近い駅舎を南側に設置した
- 北側ホームは構内踏切を通るしかない
- 高需要タイムは朝の四日市方面行き
という理由で、利用したい人が駅舎から入って、サっと乗れる運用方法にしたと考えられます。
構内踏切を使わないといけない運用で、タイミングが悪いと入線によって遮断機が下りて、止まってから開いて。乗りたい人がダッシュしないといけないワケですよ。
ましてや中川原駅は駅の出入口からホーム・構内踏切まで、微妙に距離があります。

引用:国土地理院地図/編集:撮り鉄の鉄道ノート
なんでそんな構造になったのかは分からんけど、色々な事情が重なってしまい、左側通行をしてしまうと利用者が不便という事で、中川原駅の中では右側通行になったのでしょう。
他にも伊勢松本駅や、中菰野駅は湯の山温泉駅行きの列車は北側に入りますが、四日市行きも同じホームを使用するので、その2駅は右側通行固定ってワケではありません。
列車交換しない時に北側へ入る理由は、構内踏切を塞がないため。
ですので、運用理由の根本が違います。
中川原駅の歴史
1913年9月24日、諏訪(四日市)~伊勢川島の開通時に開業しました。
その日、四日市側に今は無い「堀木駅」も開業。
堀木駅の場所は、この辺りだったらしい。

引用:国土地理院地図/編集:撮り鉄の鉄道ノート
四日市市議会会議録令和5年6月定例月議会(第5日)伊藤議員発言より
1936年12月26日、中川原駅~伊勢松本駅の間に
東洋紡三重工場の近くにありました。
1956年9月23日、近鉄名古屋線の四日市駅が今の場所に移転。
中川原駅~諏訪駅の経路が変更になりました。
1964年、近鉄線との直通運転のために仕様変更。行き違い設備も設置されました。
「中川原」の由来
中川原エリアはかつて水害が時々あったらしく、湯の山線の北にある三滝川の氾濫地点だと示す地名が付けられました。
いつ対策されたかは分からんけど、川には緩衝地やら堤防があります。
ちなみにハザードマップによると、洪水が起こってもだいたい0.5m未満くらい。部分的に3mくらいまで水が溜まってしまうみたい。
津波はわりとセーフっぽいけど、付近の海抜は6mほどなので油断はしない方が良いです。
参考:各種ハザードマップ
四日市市市立病院の行方

中川原駅からちょっと距離あるけど、市立病院があります。
今の場所に移転してきたのは1978年です。
だいぶ老朽化してきた事や、アクセスの微妙さ、車利用者の増大で駐車場拡大による賃料のアップ・・・などなど問題が溜まってきました。
※三交バスの停留所はある
特に2023年には市議会で「どないかしようぜ」って議論が挙がってました。(伊藤嗣也議員)
ですが病院は最近、更新工事をしたので早々の建て替えやら移転やらは市としては考えてませんでした。
2025年時点では、2038年までは今の場所で継続するとのこと。
その2025年での議会で伊藤議員は
- 今の南に作り直して、新駅も設置
- 伊勢川島駅エリアの曽井町東交差点あたりへの移転
といった私案も出してました。

まとめ:中川原駅、マジで何もないけど住居地として良いかも

中川原駅あたりは外の人がわざわざ降りて、歩きまわるようなエリアでは無さそうでした。
ほんと四日市市の "とある住居地域" って感じ。
近鉄四日市駅は隣なんで、ちょっと自転車を使えば中心街へ行ける距離です。
湯の山線は名古屋線とは完全に分けられているんで乗り換えは必須だけど、四日市駅は "しまかぜ" と "レ・サヴール" 以外、全ての車両が停まる駅だから、結構便利な場所かも。
市立病院の動向は適宜追ってゆきます。
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