
箕田と書いて、さてなんて読むか・・・ちょっと難しい駅ですな。
大阪の人は多分ほぼ間違える。
この駅の読み方もそうだけど、どうも由来が謎。
駅の歴史も分かってない事が少しありました。
箕田駅・・・これなんて読むの?由来や歴史も調べてみた

引用:国土地理院地図
箕田は「みだ」と読みます。
大阪には
駅名に採用された理由は、箕田村があったから。
箕田の元ネタは
結論から言うと、結構分からん。
箕田村は1889年に成立した村ですけど、その前からも箕田という地域があって、メインのエリアだからという理由で採用されました。
ですので、ポっと出の地名ではありません。
ということで、箕田という字から推測します。
箕というのは、穀物の殻とかゴミを取り除く道具の事です。

Chat GPT生成画像
社会の資料本で見た事があるのは多分これ。
稲から分けた殻付き玄米から"もみ殻"を外した混ざりものをぶち込んで、風でゴミと玄米を仕分ける道具。
17世紀ごろに日本に伝わったとされ、それ以前はもっと単純な方法で分けてて、その時に使ってた道具を「手箕」と言います。
これと「田」だから、米農家と深い関わりがある地域だったのかなー?と思いますね。
ちなみに大阪府箕面市も「箕」からきてて、滝の表面の形が箕に似てるからという理由です。
で、鈴鹿市の農業は、米と伊勢茶とサツキ(花)が多いようで、米の生産が盛んな所であるのは確か。
証拠としては薄いけど、米農家由来と思われます。
箕田駅
箕田駅は1917年12月22日に開業しました。
その次の大きな出来事は、駅の移転。
1943年7月に長太ノ浦駅が再開する時、伊勢中川の方に600mほど移設したそうです。
参考:「近畿日本鉄道100年のあゆみ」P686

そう思うかもしれんけど、「長太ノ浦駅が再開する時に」だからちょっとおかしい
- 長太ノ浦駅はかつてあった(長太駅で同日開業)
- 長太駅が1928年10月21日に廃止
- 再開する時に移設した
しかも箕田~長太ノ浦の駅間距離は1.4kmです。600mの移動って事は、ちょっと箕田寄りだけど2駅の間ですね。
以上の事から、箕田駅は長太ノ浦駅(当時は長太駅)の廃止にともなって、600m四日市方面に移転。
長太ノ浦駅として復活する時に元の場所に戻ったと考えられます。
※ただし、証拠はない。推測に過ぎません。
ちなみに長太駅の廃止理由は不明でした。
箕田地区
これはたまたまそうなっただけで、箕田駅の周りは中箕田や下箕田という地域があります。
理由はよー分からんけど、中箕田と下箕田の間に南堀江が食い込んでしまってるみたい。
で、堀江地区も箕田村にかつて所属していました。

位置関係はこんな感じ。
何を基準に上下を決めてたかは定かじゃないけど、多分"神戸城"でしょう。
先ほどは農業も盛んと紹介しましたが、漁業もやっててコウナゴや海苔の養殖が盛んです。
コウナゴってのは東日本の呼び方で、西では「シンコ」イカナゴの子供のこと。
箕田駅周辺はどうよ?鈴鹿市の市街地から離れた所は・・・

箕田駅の周りには家がまぁまぁありますが
ちょっと離れたら農地が広がってます。
ストビューを見た限りでは多分、田んぼですね。
久々志彌 神社
創建は629年とされてますが、証拠に乏しくて微妙。
といっても延喜式式内社なんで、歴史がかなりあるのは事実なようです。
お祭りが10月1日にあって、無形民俗文化財に指定されている下箕田獅子舞が行われます。
鈴鹿漁港
ただの漁港なんて、魚が買えるわけじゃないけど。
釣りスポットになってます。
運が良ければキスが釣れるらしい。
箕田地区の住みやすさ
車があれば不便とは感じない所です。
鈴鹿市神戸地区までは約4kmなので、自転車でも行こうと思えば行ける距離。
移動手段が少ない所だし、周りに何でもかんでもある所とも言えないので、新たな住居地として選ぶなら・・・ホンマにそこで良いかどうかよく考えた方が良いとワイは思いますね。
まとめ:箕田駅の由来は米農家か?駅の歴史にも不可解な点アリだった

ネットに転がってる情報だけでは、開業と伊勢中川方面に600m移転した事だけ分かりました。
いやちょっと待てと。なんかおかしくねえか?と思ったら、多分だけど欠落してると考えられます。
箕田駅と長太ノ浦駅(当時は長太駅)があって、長太ノ浦が廃止になったから2駅の間に移転。
長太ノ浦駅として再開した時に今の場所に戻ってきた・・・が正しい駅の歴史じゃないかなーと思いました。
やっぱ、ほしいですね・・・近鉄100年の歩みって本。
結構するんだよなぁアレ。
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