興戸駅と、副駅名になった同志社大学との関係。セットで開いたのかな？

引用：Google Map

京都線・興戸駅は戦後に新しくできた駅です。

同志社の京田辺キャンパスが完成する時に合わせたんかと思うけど、結構ズレてます。

その辺の経緯とか、適当に調べてみました。

この記事の内容

• 興戸駅の完成と同志社大学はセットでないの？
• 興戸駅の駅名となった「興戸」とは？
• 興戸駅の副駅名に選ばれた同志社大学ってどんな大学よ

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興戸駅が開業した時期と同志社大学京田辺キャンパスの開校がズレてる理由

引用：Google Map／Toru"Harry"YOKOTAさん

興戸駅は1954年7月5日に開業しました。

新田辺駅と三山木駅の間に新しく追加された駅です。

興戸駅の副駅名にもなっていて、興戸エリアの象徴？というべき同志社京田辺キャンパスのは1986年に完成しました。

興戸駅と同志社はセットではなかった

同志社が京田辺にも施設を置こうとしたのは、興戸駅の開業からだいぶ後。

ですので、もともと無関係なのです。

駅設置に至った理由は、周辺住民のため。

引用：Google Map

草内地区と興戸地区があり、鉄道はあるのに駅が無いという所でした。

そこで、駅の設置に至ったのでしょう。

同志社大学に何があった？

京都市上京区寺町通丸太町の仮校舎から始まり、上京区今出川烏丸に設置しました。

今出川に置いたのは1876年と、歴史的に結構古い大学です。

とまぁ伝統もあるけど、まだ他に無いって事もあって、段々と規模を拡大。

デカくしたいけど土地を広げられない・・・

そこで1960年代に京田辺市の土地を購入。

ですが1959年～1970年にかけて広がった安保闘争の影響で、開校がズレこみました。

興戸駅のスペック

興戸駅は2面2線の単純地上駅です。

普通しか停まらない駅ですが、宮津行き急行の定期列車は興戸駅に停まります。

また、大学の開校日などには臨時列車が運転される。

JR学研都市線の同志社前駅とはわりと近くて400mほど。徒歩5分の所にあります。

位置的には同志社前駅の方が大学に近いんですけど、利用者は近鉄の方が2.3倍くらい多いです。

興戸駅の駅名になった「興戸」とは？酒と関係あるみたい

引用：Google Map

駅名となっている「興戸」は、興戸駅の西から北西にかけて広がってます。

防賀（ぼうが）川を境に、北興戸・南興戸と分かれていたらしい。

酒屋神社

引用：Google Map／田中彰人（Akihito）

興戸エリアの山の方には酒屋神社があります。

この神社の社伝などはよく分かってない所が多く

• 神功皇后が酒壺を安置して出立した所
• 河内国の酒造りの一族が来て、作り方を伝えた所

とか言われてます。

近鉄宮津駅の近くにある佐牙神社と共に、お酒に関係する神社です。

→近鉄宮津駅ができた理由。平成に新設された新駅の狙いとは？

興戸は酒人が由来？

あくまでも一説ですが

酒造りの杜氏の事を、酒人（さこうど）と言い、その酒人が変化して「こうど」

「こうど」に漢字を充てたと言われてます。

• 興→起こす、始まる
• 戸→扉、戸口

という意味がそれぞれあり、どっちかというとポジティブな意味の漢字ですね。

ちなみに、お酒が飲めない人の事を下戸。お酒を飲んで性格が変わる人の事を笑い上戸などと表現しますが・・・

「戸」そのものに酒の意味はありません。

上戸・下戸の戸は、家という意味です。

ですので、単純に音からピッタリでポジティブな意味の漢字をぶち込んだと考えられます。

興戸駅の副駅名に選ばれた同志社大学ってどんな大学よ

引用：Google Map

同志社大学は関西私立の代表格みたいなとこで、学部によりますが私立上位に食い込む1つですね。

学歴が欲しいなら、選択肢の1つでしょう。

同志社大学の特徴

日本初のキリスト教主義大学です。

同志社の精神は「良心」

社会貢献活動に対して積極的に取り組み、社会に貢献できる人材を輩出するような教育方針です。

難易度は高めですが、中に入っちまえば結構自由な校風。

だからこんな人も居るんだろね。

ちなみに京田辺キャンパスは同志社大学でも理系の学部があります。

文系は今出川キャンパスと、分野で分けてるみたい。

実際、興戸駅の周りってどやねん

同志社大学の学生が1人で住んでいる所でもあって、田舎臭いけど不便さは少ないという感じ。

社会人世代でも、まぁアリなようで

京都・奈良・大阪どこへでも行きやすい立地なのが良いという人も居ました。

やっぱり1番の不満が、都市部から離れている事。

田舎といっても良い雰囲気です。

しかも、これといった観光スポットもない。

土地の造成中・・・

引用：Google Map

興戸駅の西側にある、この中途半端な空き地

とりあえず用地を平坦化している最中？

計画の全容は分かりませんが、用地を利用しようと京田辺市が動いております。

• 道路や踏切の拡幅
• 駅前広場の新設
• 公共施設の設置
• 散策路や公園への活用

この辺が構想に上がってるようです。

参考：近鉄興戸駅西側の未利用地活用へ

まとめ：興戸駅に酒蔵はないよ。あるのは大学くらい

引用：Google Map

興戸駅の名称元ネタは、恐らく酒に関するもの・・・

ですが、興戸エリアに酒蔵はありません。

伏見に移動しちゃったのかもね。

あるのは同志社大学京田辺キャンパスくらいで、特にコレといって目玉になるスポットはありません。

ちょっと山の方へ行くと、酒屋神社。その近くに稲荷系、春日系、天満宮系の名称がついた神社（？）もあります。

マジで神聖な所なのかもしれません。

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