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近鉄アホか!近鉄名阪特急ひのとりのコスパが良すぎる

近鉄名阪特急ひのとりのコスパが良すぎる

近鉄特急でもわりと新しい、特急ひのとりについて今回は好き勝手に話をしようと思います。

特にコスパが良すぎることについて、近鉄に対して文句を言いたい。

なぜか私のInstagramには、言ってもしょーがないのに「値上げやめろ」とかコメントが入りました。

知らんがなマジで

ひのとりのコスパ良すぎ問題

ひのとりのコスパ良すぎ問題

結論から言うと、コスパはアホみたいに良いです。

新幹線との時間差を考慮しても、近鉄名阪特急を選ぶ意味はあります。

近鉄VS新幹線

それでは名古屋~難波で勝負させるとどうなるか

近鉄

  • 時間:2時間6~8分
  • 金額:4540円/5240円

■新幹線

  • 時間:1時間25分
  • 金額:5940円/6680円/8950円

新幹線の所要時間は新大阪→大阪メトロ難波(御堂筋線)も含んで、地下鉄駅到着時間で計算。

特急ひのとりレギュラーVS新幹線指定席は

  • 時間差:約40分
  • 金額差:2420円

このようになりました。

難波には、乗り換えの手間も含めて40分早く着くけど2420円の課金が必要です。

はたして新幹線にそれだけのメリットがあるのかどうか・・・。

ひのとりレギュラーVS新幹線指定席

新幹線で何に当たるかによりますが、まず座席シートそのものはあまり違いが無いと言っていいでしょう。

ですが、近鉄特急ひのとりは

全席バックシェルアームテーブル背面テーブル
フットレスト全席電源ドリンクホルダー大荷物用ロッカー

これらが確約されています。

ですので、新幹線は最低でもN700Sに乗るのが条件ですね。

N700Sは固定運用と、当日わかる分が東海のHPで分かります。参考にどうぞ↓

→N700S運行予定(JR東海)

さすがに、ひのとりのコンセプトである「くつろぎのアップグレード」を目指した座席設備は、新幹線とは相手にならないくらい強いです。

ひのとりプレミアムVS新幹線グリーン車

ひのとりプレミアムVS新幹線グリーン車

ぶっちゃけ、勝負になりません。座席シートだけ見ればプレミアム車両は新幹線グランクラスです。

そのくせ、特急料金プラス900円で名阪を移動できるので、コスパがえぐい。

プレミアム座席のテーブルはインアームドテーブルだけですが、しっかりとした大きめのテーブルですので、ノートパソコンを一応置けるスペースはあります。

車体の揺れも少なく、乗り心地がとても良いです。

負けるとしたら、アテンダントが居ない事と速度と、停車駅ですね。

梅田あたりに用がある人、北大阪に住んでいる人、用がある人からしたら、圧倒的に新幹線の方が早く、便利です。

南大阪の人からしたら、近鉄の方が早く名古屋に着く可能性があります。

逆もまた同じで、南大阪に用がある人からしたら、近鉄の方が安く早く移動できるでしょう。

もっとお得に近鉄を利用する方法

金券ショップで株主優待切符を買えば、運賃をもっと安く抑えられます。

相場は1500円~1750円です。

名古屋・大阪難波間の乗車券は2410円ですので、少し足りないけど浮いた分でレギュラーシートからプレミアム車両にグレードアップしたり、移動中の飯代にしたりと使えます。

ひのとりのコスパがおかしい理由、その2

ひのとりのコスパがおかしい理由、その2

名阪特急として以前からある、アーバンライナーとの座席数と比べても、特別車両券は安すぎます。

明らかに開発費用184億円を、ひのとりの追加課金だけで回収しようとは考えられない金額です。

阪奈ひのとりや希少性、イベント使用

ひのとりは朝夕の通勤時間帯は、阪奈特急の通勤特急でも使用されてます。

他にプレミアム車両という希少性。

最前列席は、前面展望ができます。7B席が、ど真ん中で非常に見晴らしがよいです。

ひのとり7B席からの眺め

特に難波発・名古屋行きひのとりの最前列はあっという間に売り切れます。

狙うなら、名古屋発の方がまだ取りやすいです。

他、伊勢志摩行きのひのとりを臨時で走らせるなどのイベントでも時々使用されていて、着々と開発費用を回収していると考えられます。

阪奈ひのとりのコスパがえぐい

難波・奈良間のフル乗車でも、ひのとり特別車両券はレギュラーで100円。プレミアムで300円です。

特急料金は別で520円かかりますが、乗り心地の良さや他の通勤特急との格差が激しすぎることから、阪奈ひのとりの使用率は悪くありません。

ネックは、運行本数

新幹線ほどの運行頻度がなく、名阪特急は、ひのとりだけで言うと基本的に1時間に1本です。

阪奈ひのとりも、多くありません。

そんなにコロコロ動かしてないのに、あまりお金を取ってないのがアホらしいですね。

レギュラーはたいして広くない

レギュラー座席のシートピッチは公称1160mmとなってますが、バックシェルが付いている分、実質的な占有空間は他の特急車両と同じです。

しかも、バックシェルのせいで座席数はアーバンライナーより減ってます。

使う人が居るからとはいえ、レギュラー座席でプラス200円で名阪を移動できるのは、ちょっとやり過ぎな気がします。(笑)

ちなみにプレミアム車両は、メチャクチャ揺れの軽減に使用している機械が付いてますが、レギュラー座席にも3つの機械を付けて揺れを軽減してます。

さすが「くつろぎのアップグレード」

レギュラー座席でも妥協してません。

ひのとり6両とアーバンライナーplus6両の売上を見ると明らかだった

どちらも満席にして全員が名阪移動をした場合です。

  • ひのとり6両:1,114,460円
  • アーバンライナーplus6両:1,346,760円

座席数の差でアーバンライナーの方が儲かります。

確かに、ひのとりの方が人気なのかもしれませんが、単純に特別車両券の分で儲けようと考えてないのか、値段設定がアホなんですよ。

まぁ、近鉄のビジネスは鉄道だけじゃないんですが。

それでも、むやみやたらにお金を取ろうとは思ってないんじゃないかと思います。

今回の値上げ騒動についても、近鉄はかなり我慢をしていたと思いますよ。

なのに奈良県知事はなんか文句言いよって、ふざけんなよ!と私は思いました。

文句言うヒマあるんなら、地域活性の政策やれや!その権限あるだろが。

・・・と思います。

まとめ:近鉄特急ひのとりのコスパはアホ程良い

近鉄特急ひのとりのコスパはアホ程良い

えぇ、本当にアホかと思うくらい安く設定したよね!?と思います。

プレミアム車両も、もう少し取ってもいいと思いますが、900円って高いけど4桁じゃない分、購入しよ!と思いやすい値段だと感じました。

何気に、近鉄の戦略にしてやられているな、と今になって気付いた私です。(笑)

それでは、また。

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