結構前なんですが、関西JRで大回りをした時に初めて奈良線使ったんですけど
「平城山」と書いて「ならやま」と読むの知ったんですよね
で、JRは元々興味そんな無いんで近鉄にのめり込み、今度は「平城駅」を見つける。
この2駅、読み方が違うんですよね・・・

と気になったので、調べてみました。
平城駅と平城山駅の読み方が違う理由
結論からいうと、ハッキリとした理由は分かりませんでした。
でも、何となくこんな事考えてたんじゃね?とイメージしました
近鉄平城駅の方がだいぶ先に開業
近鉄の平城駅は今の京都線の開業と共に営業開始。1928年に開業
1960年代からしか航空写真がなかったんですけど
どうも今の平城駅の近くには、すでに民家がチラホラとあったようですね。多分
じゃないと駅なんかわざわざ作らないですから・・・
JRの平城山駅はもっと後にできます。
平城山駅は地元のお願いによってできた
平城山駅の開業は1985年。近鉄の平城駅よりも57年あとに出来てます。
なんでかというと、もともと何もない所だったから。
だけど、都市計画で

と今のURが動きました。元々は近鉄や京阪が土地を持ってたそうですけど
お国の偉い人がURに任せろって横やりを入れたんだと思います。
そのくせ近鉄所持分の土地代金たっけーぞと文句を言ってたそうですwww
平城山駅の西側に開発中のエリアができてますね
平城山駅の東側にも住宅地ができました。
とまぁこんな感じで住宅開発が進んで行くうちに、奈良市は

と奈良市が3億円ほど出したそうです。
ほんで今の奈良駅と木津駅のだいたい真ん中。丁度良い所に駅を建設する事に。
線路自体は1896年に京都・奈良間が全通してて、近鉄京都線より歴史は古いです。
というわけで、平城山駅の方が後出しなんです。
駅名に悩んだ
漢字は元々ちがう字が当てられてたようで「那羅山」「平山」「奈良山」「乃楽山」とか
まぁ色々とありました。
参考:平城山丘陵
でも、一般的な読み方じゃないんですよね。
普通は「平城」とかいて「へいじょう」
でも、これは近鉄が既にやってるんで

と、言ったのかどうか知りませんが
同じ駅名にすると、お客さんが混乱するんで区別の為に「山」を付けて「平城山」に。
さて、次は読み方だ。
「へいじょうやま」「へいじょうざん」では語呂が良くない・・・
だったら、古い言い方の「ならやま」でいこう!
と決めたんだと思います。

平城山駅がメチャクチャ後にできた理由は
平城・相楽ニュータウンの構想は、人口増加に伴って計画自体はあったようです。
だけど

と相楽地区の行政区画である京都府が、あんまやる気なかったみたいで、開発が遅れたんだとか。
結局、平城地区は1972年に入居開始。相楽地区は1986年に入居開始に。
佐保山(平城山駅の東側)も開発してたし、段々とニュータウンが広がってきたし、まだ増えるから

だから、完成が遅れたのは京都府のせい(笑)多分
【まとめ】平城駅と平城山駅の完成は、それぞれの事情があった
近鉄京都線の平城駅は、最初から民家がチラホラとあったから、作ったみたいで
JR奈良線の平城山駅は、ニュータウン完成・人口増加により奈良市が「作ってくれよ」と3億円を持って国鉄にお願いした結果、できました。
駅名は
という理由で、決まったんだと思います。
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