撮り鉄の鉄道ノート

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平群駅、奈良県で有名な難読駅名。その由来は人名・・・ではなかった

平群駅、奈良県で有名な難読駅名。その由来は人名・・・ではなかった

引用:国土地理院地図

平群駅は生駒線の途中にある、生駒郡平群町の代表駅です。

よくもまぁ「へぐり」なんて読み方するよね、こんなの初見じゃ分からんでしょ・・・って駅名の1つ。

由来や、読みの謎についても調べてみました。

この記事の内容
  • 平群駅の成り立ちと駅名の由来
  • 平群駅の利用状況。駅の改良工事は
  • この辺も古墳だらけ。誰の墓?
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平群駅、読みが難しい理由はかなり昔のルールが原因だった

平群駅、読みが難しい理由はかなり昔のルールが原因だった

作成:Gemini

平群駅は近鉄生駒線の途中にあり、生駒市と三郷町に挟まれた平群町の代表駅です。

だけど、町内には東山駅が入ってて、利用者は東山駅に負けてます。

これは生駒線の運用上、しゃーないですな。

※東山駅始発の生駒行き列車が設定されている事や、住宅地開発がされている

平群駅

平群駅が開業したのは、1926年10月21日

当時は信貴生駒電鉄。信貴山下駅から元山上口駅まで延伸した時に開業しました。

最初っから2面2線だったかどうかは情報不明。

生駒線の単線区間ですが、平群駅は行き違い可能駅になってます。

駅舎は駅の西側(駅前ロータリーがある方)にあり、東側ホームとは構内踏切で行き来可能です。

いつ出来た?駅前広場。今後の予定は・・・

2021年12月に完成したようです。

東側にまで作る意味はないので、駅前の改良は今以上にする事はないでしょう。

駅や、駅周辺の更新予定も特に無さそうです。

平群の由来

平群駅は開業時の自治体名「平群村」から取ってます。

平群という地名はかなり昔からあったそうで、7世紀にはすでにあったらしい。

参考:平群郡-wiki

ただ、古代の情報は元がないので、正確に近いもので言えば「和名類聚抄」という平安時代に作られた辞書にあったとのこと。

さて、この「平群」の元ネタだけど・・・人名としても知られてますが、本当の元祖は「へぐに」やら「へぐら」と言われてます。

  • へぐに→桜井や飛鳥から見たら端の街
  • へぐら→浸食された土地

参考:目からウロコの地名由来
民俗学の広場

先に地名ができて、その後に豪族がやってきて地名を自分の名前にしたそうです。

平群氏の血筋を遡っていくと、第8代天皇の孝元天皇に繋がります。

ちなみに蘇我氏や葛城氏などの有力豪族とは、めっちゃ近い親戚です。

漢字はどのようにして決まったんや

それは713年に元明天皇が出したルールで「各地の地名を漢字2文字の縁起の良いものにせよ」と決まったからです。

→好字二字令

今でいう政治や行政の都合上、公式的にちゃんと決めたり管理するために地名表記を整理しようと考えたそうです。

参考:japan Knowledge

このルールによって「へぐり」を漢字表記にしました。

「へ」は平和などを意味する「平」に
「ぐり」は多くの人が集まったり、繁栄を意味する「群」に。

とまぁ、わりと無理くりに当てはめたんで、現代からしたら難しい読み方になったのです。

平群駅の周りには古墳がいくつも・・・誰の墓か分からんのも

平群駅の周りには古墳がいくつも・・・誰の墓か分からんのも

引用:国土地理院地図

平群エリアは歴史がかなりあるため、古墳がいくつかあります。

中には皇族系もありますが、誰やねんっていう古墳も。

ただ、ホンマに分からんからこそ結構中まで入れる古墳があるので、好きな人は興味あるかも?

長屋王墓

駅の北の方にある円墳です。直径15m、高さ1.5mほどなのでそんなにデカくはありません。

だけど皇族系。祖父が第40代天武天皇でした。

ですがその兄弟、天智天皇の方が年上?年下?とまぁ色々とややこしい現代の研究やら、壬申の乱があったり

女性天皇もこの頃結構挟んでいて、皇位継承がスムーズではありませんでした。

長屋王は、即位する事はなかったけど宮から追い出されたりしてなくて、左大臣に就任するなど活躍しました。

また、長屋王のパートナーも近くに埋葬されてます。

→吉備内親王墓

参考:平群町観光ホームページ

平群神社

竜田川駅からの方がちょっと近い・・・平群中央公園/下垣内城跡の南方にあります。

結構小さい神社ですが、古来よりある神社で古い公文書に名前が連なっている、式内社と言われる部類の神社です。

※式内社は平安時代以前から続く、国がお墨付きを与えた由緒ある神社

由緒書によると、平群氏の祖先である武内宿禰が、神功皇后と共に朝鮮へ出陣する際に、戦勝祈願のために建立したそうです。(西暦200年あたり)

西宮古墳

平群神社のすぐ西にある古墳です。

公式には誰の古墳なのか分かってませんが、推定では山背大兄王(聖徳太子の長男)か、その妻となってます。

この古墳は石室内に入れるし、石棺に触れる事も可能。

見学は自由なので、平群神社のついでに寄ってみるのはどうでしょうか。

まとめ:平群は大昔のルールで、こうなった

平群は大昔のルールで、こうなった

「へぐり」の元祖は地形や立地を意味するものと思われます。

確定的な説ではなく、複数考えられるよって感じでした。

そこに行政上の都合で、地名は漢字2文字にしろと天皇からの命があったので、ひねり出して「平群」に。

めちゃくちゃ歴史ある街なので、日本史でも特に古いのが好きという人にはオススメのエリアです。

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