
引用:国土地理院地図
土師ノ里駅もまぁ初見で読みづらい駅ですね。
あと、大阪に多い?「ノ里」の1つ。
他に高見ノ里や八戸ノ里、岸里、文の里があります。
由来が似たような感じかどうかは、そこまで調べきれてないけれど、だいたい人名由来です。
ちなみに「ノ荘」も似たようなもん。
土師ノ里駅、位置関係と駅構造。これが最善だった

引用:国土地理院地図
土師ノ里駅はわりと道明寺駅に近く、いくらカーブしてるとはいえここで良いの?と思うような位置関係です。
だけども、それは今の状態を見て感じる話であって
かーなり昔の状況を見たら、なるほどなと思えるかも。
長尾街道の影響
土師ノ里駅のあたりには街道があり、長尾街道と東高野街道が通ってます。
東高野街道は石川・大和川に沿っているので、どっちかというと長尾街道の影響が強いですね。
長尾街道は、日本最古の国道である竹内街道に並行して作られた道。
長尾街道沿いには林・国府・沢田地区があって、これらの地域に住んでる人のために駅が設置されたと考えられます。

なぜ割堀の半地下駅なの?藤井寺から離れてない?
土師ノ里駅が半地下になっている理由は、少し地盤が盛り上がってるから。
- GPS測定で5mほどの高低差
- 駅間距離0.7kmなので7.14‰
- 割堀でこれ
- 途中15‰の標示あり
参考:【4K 前面展望】近畿日本鉄道 近鉄吉野線 普通・近鉄南大阪線 区間急行 (吉野→大阪阿部野橋) 6820系
昔の車両性能の事も考えたら、割堀駅になった理由は納得できますね。
藤井寺駅との駅間距離は1.9km
この駅間距離は平均的な数値ではあるけれど、周辺状況からしたらちょっと開いてると言えるでしょう。
だけど駅がない理由は
- 元々、御陵前駅があった
- 1945年に休止。1974年に廃止となった
- 気付けば駅を再設置するほどの敷地がない
1970年代には新170号線も西名阪自動車道も完成してるし。
じわじわと農地が住宅地になっていってるし。
この時期に無くしても文句が出なかったから、復活する事がありませんでした。

土師ノ里駅と御陵前駅
同じ日、藤井寺側にもう1つ御陵前駅として駅が設置されてました。
その時は1933年に応仁御陵前駅に改称。
1945年6月に節約のために休止。1974年に廃止となりました。
土師ノ里駅との駅間距離は0.7~0.8kmほどです。
近すぎというわけでも無いんですけど、1960年代はまだまだ民家が近くになかったし
休止から廃止までの期間、復活希望の声が全然出なかったのか、結局無くなってしまいました。
土師ノ里の由来
古墳時代に居たとされる豪族、土師氏が由来と言われてます。
ただ、地名として残ってなくて駅名と交差点にだけ使用されている程度。
近畿によく見られる「ノ里」や「荘」が付く所は、歴史ある町でかつ人名由来とされる事が多いですね。
土師ノ里駅が最寄。珍しい?神社の中をぶっちぎる電車
南大阪線の有名な(?)スポットである澤田八幡神社は土師ノ里駅が最寄です。
他に有名なスポット、西の靖国神社もあります。
澤田八幡神社
神社自体はそこまで古いもんでもなくて、江戸初期に誉田八幡宮から勧請されたそうです。
まぁだからといって神社を横切るって理由にはならんけど。
- 道明寺~阿倍野のルート設定で町を避けるため
- 住民は線路の設置に好意的だった
ということで、参道を横切るようなルートになりました。
伴林氏 神社
西の靖国神社と呼ばれた神社です。
なぜかというと、古来より軍の指揮とかに関わってきた大伴氏を祀る、唯一の神社だから。
靖国神社から移贈された手水舎もあります。
春の八重桜が見どころです。
御朱印ありだけど、人が居ない時もあり、その時は書置きを貰ってくださいな。
古市古墳群

世界遺産に登録された、百舌鳥古市古墳群の古市エリアの北エリアにあたりますね。
があります。
上から3つの古墳は拝所もあるので、参拝しに行ってみてください。
まとめ:土師ノ里で世界遺産めぐり

世界遺産に登録された、百舌鳥古市古墳群ですが
古市エリアでも特にデカい古墳は土師ノ里駅の近くにあります。
また割と珍しい、神社を横切る線路も土師ノ里に。
神社自体は小さくて町の中にポンと置かれた規模なんですけど、電車が横切るせいで全然静かじゃない神社です。
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