引用:Google Map
赤目口は赤目四十八滝の玄関駅です。
そんなに有名なの?と聞かれても、ワイは最近まで知らんかった。
どうも伝説があるようで、結構名所とされてます。
今回は、その滝の伝説とか紹介とか、なぜ「赤目」と言われているのかを適当に調べてみました。
赤目口駅の歴史と由来。戦争の跡も残る駅
1930年10月10日に榛原~伊賀神戸まで開通し、その時に開業しました。
ホームに残る弾痕
1945年7月24日、米軍による民間人に対する攻撃が赤目口駅付近で行われました。
その時はちょうど、出征兵士を見送りに来た人が居て、30名以上が死亡したと言われてます。
参考:三重の戦争遺跡・毎日新聞2008年8月22日三重版
ホームに機銃掃射の弾痕が残っているそうです。
赤目口の由来
引用:Google Map
駅名を分解すると、赤目の入り口という意味になります。
赤目とは何を指すのかというと・・・赤目四十八滝でしょう。
赤目口駅の南の方の山にある、滝川という川にできた、小さないくつもの滝の事を指してます。
48滝とありますが、実際はそんなに無い。
実際に解説サイトでも「四十八」とは数が多い事を意味しているだけであって、数えたワケではない。
九十九も同じように"多い"という意味で使われますね。
これは古来から「縁起のいいたくさんの数」の事として48を使用した歴史があるから。
赤目って何じゃ?
ある人が修行をしていたら、不動明王が赤い目の牛に乗って出現した
なんていう伝説から、赤目と言われてます。
牛の眼は本来赤くないので、正常ではありません。
北野天満宮の牛も目が赤いのには、色々と理由があるとか。
赤目口駅の超オススメスポット赤目四十八滝
正直、ここ以上の場所はないと言うくらいの観光地です。
そのためなのか、近鉄大阪線の快速急行が赤目口に停まるようになってます。
快速急行自体は1978年3月のダイヤ変更で登場。
停車駅に設定されたのは2012年なので、結構あとですが。
赤目四十八滝
阿弥陀如来が法蔵菩薩の時に、四十八の願いをメチャクチャ長い時間をかけて拝みながら修行をし、叶った場所らしい。
阿弥陀如来は、悟りを開いたアミダさんの事。
如来になるには、菩薩という階級でひたすら修行せねばなりません。
そういった所なので、古くから霊地とされて修行したり参拝する滝でした。
仏教系の修行の場から、仏名にちなんだ滝
引用:Google Map
赤目四十八滝は不動滝、千手滝、行者滝といった名前が付いてます。
これは赤目の滝をマンダラ図に見立てて名前を付けられたからです。
ちょっと離れた所には、大日滝というデカい滝があります。
普段は水量が多くありませんが、雨が降ったりすると高さ30m・幅7mと赤目エリアで最大級の滝に。
位置関係と大きさで大日滝と呼ばれてます。
ただ、大日滝は軽装備では行けないので要注意。
滝の入り口にある延寿院
引用:Google Map
ここには赤目不動尊が鎮座しています。
日本不動三大仏の1つに数えられてて、元祖は確かココ。
東京の文京区、南谷寺にもありますがオリジナルは赤目と言われてます。
参考:赤目四十八滝
赤目滝水族館
水族館とは言いますが、小規模な施設です。
オオサンショウウオを主に展示しています。
他、赤目に生息している水生生物を展示。
赤目四十八滝を見に山道に入るには、ここを必ず通らないといけません。
このあたりは国定公園に指定されているため、入山料みたいなのが取れないらしい。
管理や保全のための費用を賄う方法として、こういうシステムにしているようです。
赤目のグルメ
"へこきまんじゅう"というものがあります。
これは、ふわふわの生地にスイートポテトが包まれているもの。
芋好きなら、絶対食べるべき1品です。
他、忍者バーガーとか赤目プリンがあります。
赤目自然歴史博物館
引用:Google Map
赤目四十八滝に生息している動植物の解説や、エリアの歴史を展示してます。
忍者の修行体験は、ここで受付。
入館料は無料。営業時間は9時~17時となってます。
赤目口駅の近くにある他のスポット
引用:Google Map
赤目口駅の近くには赤目四十八滝の他に少しだけ良きスポットがあります。
赤目口ストレート
駅から少し歩いた所に定番の撮影ポイントがあります。
障害物が少なく、田園地帯なので特に5月頃~9月頃が良き。
冬の終わりかけには菜の花を植えている事もあります。
この場所を遠い所から撮影できる所もあって、赤目口からはかなり距離があります。
「深野展望台」で検索してね。
丈六寺
引用:Google Map
赤目口駅からわりとすぐ近く、初瀬街道沿いにあります。
なんてことはない、真言宗のお寺ですが
室生寺の北大門が、このお寺です。
瀧自慢酒造(株)
引用:Google Map
伊賀地方を代表する明治初年創業の酒蔵です。
店も併設されてて、そこで購入できます。
ここの酒、瀧自慢・純米大吟醸は伊勢志摩サミットで出されました。
まとめ:赤目口に行ったら、滝だけで満足しないで
引用:Google Map
赤目といえば滝ですけど、美味いものもあります。
自然と触れるだけじゃなく、ぜひ腹も満たしていってね。
三重交通バスで滝の近くまで行く事はできます。ただ、本数が少ないんで良く調べてから。
ちなみに赤目口の撮影スポットは、農家の方があまり米を作ってないという話をチラっと聞いた事があります。
そこんとこは注意。
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